2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
Playing In The Band Author:David Gans and Simon デヴィッド・ガンスのことが少しだけ苦手だ。 もちろん彼の功労は計り知れない。Grateful Dead Hour(GDH)のホストとして、これまで8百(?)を超える番組を放送してきた(すいません、記憶で書いてます…
The Taper's Compendium - Volume 2 Author: Michael Goetz, John Dwork もしも「クイズ100人に聞きました」で、「TCシリーズの1から4までで一番好きな書籍はどれか?」という質問が出たなら、果たしてどれが1番になるだろう?(もちろん、そんな質…
The Teddy Bears' Picnic Author:Jerry Garcia / David Grisman / Bruce Whatley 今回の記事を書くまで、まったく知りませんでしたが、1900年の初め頃に作られたかなり有名な歌を題材にした絵本です。その後、1940年代に歌詞が書き換えられ、現在のタイトル…
Egypt:Truckin' with The Grateful Dead to Author:Robert Nichols 発行はおそらく1984年。本書は、デッドのローディ(裏方作業人)として、エジプトへ同行した筆者の旅行記です。書籍としては、描写が甘かったり、事実関係が間違えていたりと、いささか…
Searching For the Sound Author: Phil Lesh 資料的な価値を求める人や、トリヴィア的なネタを求める人には、この本は少し読み足りないかもしれません。本書では、フィルが問わず語りのように、訥々と語りかけるような流れで全体が構成されています。彼は自…
The Complete Annotated Grateful Dead Lyrics Author: David Dodd やたらと長いですが、サブタイトルは、「The Collected Lyrics of Robert Hunter and John Barlow, Lyrics to All Original Songs, with Selected Traditional and Cover Songs」です。 グ…
クイーン 果てしなき伝説 ジャッキー ガン いわゆるオフィシャル本。嘘は書いてないけれど、ゴシップよりの話やヤバメの話は当然書かれていないし、噂やデマを正したりするような勢いも無いので、とにかく教科書的な活用しか使い道がない1冊。オフィシャル…
「ロックスターの英語」 アルク英語出版編集部 付録のMP3ファイルでブライアン・メイの肉声が聴けます。まあそれ以上でも、それ以下でも無いのですが、ブライアン・メイのファンは一応押さえておきましょう。 // リンク
「フレディ・マーキュリーア・ライフ、イン・ヒズ・オウン・ワーズ」 グレッグ・ブルックス 過去のインタビューから、フレディの人生観や音楽観などをさぐった一冊。 非常に惜しいのは、それぞれの発言が、いつ頃の発言なのか?を正しく記述していないため、…
「フレディ・マーキュリー~孤独な道化~」 レスリー・アン・ジョーンズ フレディの伝記本としては決定版です。タイトルがまるでゴシップ本のようで、非常に損をしているのですが、内容は間違いないです。 関連する人物への膨大な量のインタビューから、フレ…
「フレディ・マーキュリーと私」 ジム ハットン 評価の分かれる1冊。 フレディの最後の恋人による、2人の出会いからフレディの死までの回想記です。 作者自身にはゴシップ的な考えや、金儲け的な考えは無いのでしょう。読めば分かることですが、非常に我欲…
「大人のロック! 特別編集 永遠のクイーン (日経BPムック)」 日経エンタテインメント! 出してくれることを喜ぶべきか、それとも悲しむべきか。 まあ正直に言えば、70~80年代に独自の取材をしたわけでもない出版社が、この手の「一応、紹介しておくか」的な…
「レッド・スペシャル・メカニズム クイーンと世界をロックさせた手作りギターの物語」 ブライアン・メイ 数多くの伝説を生み、世界中のギターキッズに衝撃を与えた世界一有名な手作りギター。 英国から(当然英語版)この書籍が出版された時は驚いたけれど…
「クイーン ─ 全曲解説シリーズ」 マーティン パワー ファースト・アルバムからポール・ロジャースとの活動までの全ての楽曲を網羅した解説本。 この手の書籍の楽しみ方としては、明らかな埋草、捨て曲についての記述を読んでみて、「うーん、苦しい説明だ」…
「ミュージック・ライフが見たクイーン」 過去の繁栄期を謳歌した音楽雑誌のアーカイヴシリーズ。この手のものは、各音楽出版社があれこれと出していますね。記事が70~80年代のものなので、記述内容にはあまり資料的な価値はありません。ただ、各社が独自取…
「クイーン全詩集」 山本 安見 クイーンの歌詞を読んでいて面白いか? と尋ねられると返答に困りますね。よく笑い話として話題になる「バイスクルレース」のように、完全に意味のない歌詞の場合が多いので、読んでいても(別の意味で)「うーん」と感じ入っ…
「クイーン 華麗なる世界」 フィル サトクリフ 写真を中心とした年代記。以前に洋書で出ていたものの完全な翻訳対応本です。 割りと記述内容は薄いけれど、何よりも写真が貴重なので、まあ持っていて損はないです。 全ページカラーなのに、4000円以内で…
「クイーンの真実」 ピーター・ヒンス クイーンのローディを長年勤めた著者による回想記。今年出た最新のクイーン関連書籍。 関係者の書いた本にありがちな展開で、バンドと関係ない個人的な思い出の記述や述懐が、中盤にゾロゾロと増えてくるのはマイナス点…
その界隈では有名な話のようですが、ベートーヴェンの秘書として仕えていた人物によって、ベートーヴェンにまつわる多くの逸話が捏造された形跡があるようです。 その人物、アントン・フェリックス・シンドラーを主人公として、彼の視点に立って話は進められ…