I Am Brian Wilson: The genius behind the Beach Boys (English Edition)
昨今の良質な翻訳本の出版ペースを見るに、これも来年くらいには日本語で読めるのかな?という気がしないでもないけれど、まあファンとしては「生き神様」の最新のお話が読めるとあれば、翻訳を待ってられないですよね。
そういうわけで、読み始めましたが。
いやいや、これはいろんな意味で読んでいて厳しいかな?、と言っても英文はそれほど難しいわけでもないし、想像以上に記憶力がシャンとしていて驚かされるし、あれこれのエピソードも興味深いという点で、本人が書いた自伝としては良好な部類に入るものなのですが....。
話が飛びすぎる。
Aの話の後で今ひとつ関連の薄いBに話が飛び、そこからまたCに話題が移り~、というのが多いです。そしてやはり父親との確執の話が、いまだに癒えない傷のように、そこかしこで唐突に顔を覗かせます。もちろん「それを含めてのブライアン・ウィルソンの人生」と言ってしまえばそれまでなのですが。
まあ一見シャンとしてハキハキと話しているように見えて、話が堂々巡っているような感じがして、ちょっと読んでいてハラハラします。その辺りがちょっと心配になってきますよね。
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