本は読め読め

音楽好きの読書と買い物メモ

神戸・アップルギターズの倒産とその後の流れ

ある日、ギターの販売を委託していた楽器店から弁護士名義で書面が届く。そこには「あなたの委託したギターは数年前に販売済み。しかし倒産したのでお金は払えない」という内容が書かれている。


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Twitter上に作られた被害者の会


アップルギターズ被害者の会 (詳細はこちらを参照)


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楽器の販売や買取を展開していたヘンリー・トラスト、破産申請へ(帝国データバンク) - Yahoo!ニュース


神戸・アップルギターズの倒産とその後の流れ

ある日、ギターの販売を委託していた楽器店から弁護士名義で書面が届く。そこには「あなたの委託したギターは数年前に販売済み。しかし倒産したのでお金は払えない」という内容が書かれている。


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Twitter上に作られた被害者の会


アップルギターズ被害者の会 (詳細はこちらを参照)


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楽器の販売や買取を展開していたヘンリー・トラスト、破産申請へ(帝国データバンク) - Yahoo!ニュース


Captain Trips : A Biography of Jerry Garcia 

Captain Trips : A Biography of Jerry Garcia 

Author: Sandy Troy

ガルシアのバイオ本。出版は94年。
タワーレコードの大安売りで入手したので、ほとんど期待してなかったが、コンパクトにまとまっていて、非常に読みやすい1冊。
「何かに似てるなあ、この読みやすさは」とずっと考えていたところ、ふと思い当たったのは、岩波ジュニア文庫(笑)。もちろん、低年齢向きのガルシア本ではないけれど、スイスイ読めるテンポの良さは、気持ちいいですね。

探してまで買うほどでは無いと思うし、全体のなぞり方も非常に軽く軽くという感じなので、あらすじのようにガルシアの人生を辿るには、軽めの一冊といったところか?

Garcia: An American Life

Garcia: An American Life

Author: Blair Jackson

ガルシアのバイオ本。発行は1999年。

丁寧な仕上がりにして作者の熱意を感じさせられる1冊。

ガルシアに関する伝記本ではあるけれど、当然ながらデッドに関する記載も多くある。
ボリューム的にもかなりの分量なのでデッドのオフィシャル本と同様、読破にはかなりの時間と体力が必要だろう。ただ、本当にGrateful Deadのことを知りたいのであれば、必ずや読んでおくべき一冊。

作者のブレアー・ジャクソンの文章は、ややこしい言い回しや妙なたとえが少ないので初心者にも読みやすい。また「あれはどうなの?」という点をきちんと押さえてくれているので、読後に妙な消化不良感を感じることも少ない。

非常に地味な作りの本なので、話に上ることは少ないが仕上がりは良い。初心者が初めて読む1冊としても、年季の入ったベテランが最後に読む1冊としても、安心して薦められる。

個人的には一押しの一冊。

Access All Areas : Backstage With the Grateful Dead

Access All Areas : Backstage With the Grateful Dead

Authors : Gary Lambert and Timothy Harris

85年から95年までのショーで使われたアクセスパスを集めた美しい画集のような1冊。

サブタイトルが全てを物語るように、ただただ、その当時のアクセスパスのデザインを紹介するための書籍なので、デッド全体に関する読み物としても中途半端なものではある。

ただ、こんなテーマだけで本を作ってしまうということ自体が、文化背景の深さを物語っているわけなので、資料度という点では、逆にポイントはかなり高い。

書籍の作り自体も、高級絵本のような「佇まい」で、非常に美しい一冊。

Conversations With the Dead : The Grateful Dead Interview Book

Conversations With the Dead : The Grateful Dead Interview Book

Author: David Gans

デヴィット・ガンスによるインタビュー集。オリジナルの発行は1991年。若干の追加を加えたアップデート版が2002年に発売。現在入手可能な物は2002年版である。

伝説の人、ベアーこと、オーガスタス・オーズリー・スタンレーのインタビューが読める点が最大のポイント。インタビューの収録時期が短期間のため、話として発見が少ないことと、個人的には質問の内容があまり面白くないという点で、個人的な評価はかなり低め。

ただ、いろいろな人物の発言が読めるという点と、詳細な脚注には発見が多いので、一見の価値はある。

 

The Taper's Compendium - Volume 3

The Taper's Compendium - Volume 3

 

Authors: Michael Goetz and John Dwork

デッドのライブ音源について、全てのショー(音源)を日別に解説した労作。
これはシリーズ第3巻(対象期間は1988-1995)。発行は2000年。

"Deadbase"に肩を並べるものとして、これも名物書籍のひとつ。全世界のテーパーにとってバイブルとなる書籍でもある。デッドの全キャリアを年代順に3つに分けて、それぞれの年代別に出版されている(2002年にアップデート版として別冊の第4巻も発売)。

2002年頃まで入手は容易だったが、ここ数年は入手がかなり困難。ショー音源に対する需要は昔も今も変わらないので、何とか再販されないものだろうか?